電話 0767-66-0489
噛むcomeハッピーライフ

8020って何?


20本の歯で脳をいきいき

 我慢が美徳と考えている北陸地方の人は、ちょっとやそっとの痛みでは歯医者に足を運びません。「歯を削る音がいやで」「痛い目にあうのがいやで」と来院を一日延ばしにしている患者さんの何と多いこと。
 しかし、現代の歯科医は、口を切り口として、健康で美しく老いる秘訣を伝えることもしています。その第一歩が「8020」です。
 「はっせんにじゅう」ではありません。「はちまるにーまる」と読んでくださいね。「はちまる」は八十歳。「にーまる」は自分の歯が二十本。健康な大人が持つ三十二本の歯のうち二十本が残っていれば、人はどんな食べ物でも噛むことができるため、8020は達成したい目標なのです。
 残念なことに一九九九年の歯科疾患実態調査では、日本の八十歳が持つ歯は八・二本で、二十本持っている人は全体の一割と推定されています。中能登にある当院の患者さんの歯の事情もそのくらいですね。
 当院のここ一年間の8020達成者は、お一人だけ。それも「8424」つまり八十四歳で二十四本の歯を持つスーパーおばあちゃんです。このおばあちゃんは診察を受けるときでも小ぎれいな身なりに薄化粧。ヘアースタイルもよそゆきだとすぐに分かります。
 噛むことには、1)肥満防止 2)味覚の発達 3)発音の向上 4)脳の発達の促進(物忘れ予防) 5)歯の病気予防 6)ガン予防 7)胃腸の働きを促進 8)体力向上ーという八つの効果があります。それぞれの頭の文字を並べれば「ひみこのはがいーぜ(卑弥呼の歯がいーぜ)」となります。
 六十歳ではまだ六割の人が二十本の歯を持っています。若いうちから歯の二大疾患、虫歯と歯周病の対策を行えば「卑弥呼の歯がいーぜ」という健康な生活ができます。

新聞記事

平成17年4月4日 北國新聞掲載

TOP▲ 
MUROKI