
七鹿食生活改善推進協議会の総会に招かれて「8020を達成するための食生活習慣の見直し」という演題で、先日講演をしました。
噛むことは、食生活と密接につながっています。むし歯や歯周病により歯を失った場合、残された本数で無理なく噛めておいしく食べられる食事内容を、食生活改善推進協議会は提案しています。その一部を紹介しましょう。
二十八本から十八本の歯を持つ人は、スルメイカ、酢ダコ、フランスパン、たくあん、堅焼きせんべいを楽しめます。
しかし、十七本から六本しか歯が残っていない人には、これらは無理。せいぜい、おこわ、薄切りの豚肉、レンコン、かまぼこ、きんぴらごぼう、普通のせんべいなら、おいしく味わえます。
五本以下しか歯のない人が噛んで食べる喜びを楽しめるのは、うどんやバナナ、ナスの煮物ぐらいしかありません。
「肌がきれいになる」「体脂肪を燃焼させる」など、みなさん、効果的な食事の取り方を工夫されていることでしょう。実は、歯にいい食事もあるのです。
それは、生活習慣病の予防に役立つ食事、つまりスローフードです。
特におすすめしたい野菜は、ヤーコン(キク科の根菜)や、わが町の特産品、中島菜です。オリゴ糖やポリフェノール、食物繊維が豊富で、中性脂肪の増加や血糖値の上昇、体重増加を抑制し、コレステロールを低下させる作用があるといわれています。
主食では、米に雑穀を交ぜて食べることをおすすめします。押し麦・黒米・キヌアの三種は米と相性がよく、ミネラル・食物繊維たっぷり。普通の米にこれら雑穀を交ぜて炊くだけで、肥満、高脂血症を予防でき、食べごたえのあるダイエット食になるとされています。ぜひお試しあれ。 |