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噛むcomeハッピーライフ

はさまる


歯周病の黄信号 ブラッシングを

 食事の時、歯の間によく、ものがはさまるようになった。
 あなたなら、こんなときどうしますか。
 ほとんどの人は、つまようじをつかったり歯磨きをする程度で、「年のせい」「気のせい」と片付けてしまうでしょう。でも、この時点で治療にかかれば、歯周病を防ぐことができるのです。
 歯の間に食べ物がはさまるのは、歯を支えている骨が溶けて歯茎が下がって歯と歯の間にすき間ができたためです。すき間ができれば、何でもはさまる。はさまったまま時間が経つと周囲の歯肉は炎症を起こします。
 歯肉炎は立派な歯周病です。そうなる前に、プロから正しいブラッシングを学んでください。
 歯周病の予防の第一歩は、口の中の違和感を大切にすることです。ある患者さんは「噛んだときに下の奥歯が何となくおかしいんですよと」と訴えました。このひどく都合が悪いわけではないが、気になるという「何となくおかしい」という違和感こそが、初期段階から進行期に至る手前の身体からの重要な黄色信号なのです。
 この患者さんの場合は、レントゲンを撮って歯を診察してみると、やはり歯周病の初期段階でした。
 歯周病が進行すれば歯が抜けて、元には戻らなくなります。違和感を感じたら、すぐにかかりつけの先生に診てもらいましょう。
 当院で違和感を覚えて受診される患者さんは、初診患者さんのほんの二割程度です。病気を自分で発見できる繊細な神経の持ち主といえ、歯周病や虫歯、口臭が少ない傾向があります。
 「ものがはさまりやすくなったぐらいで診察を受けるなんて大げさだ」と思わないでください。いったん失った永久歯は二度と生えてこないのですから。

新聞記事

平成17年4月25日 北國新聞掲載

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